06/02/23
「演劇とは?」
約一年前、劇団山の手事情社主宰・安田雅弘氏から突きつけられた言葉です。その時僕は「娯楽」と答えた覚えがあります。オイディプスはスフィンクスの問いに見事答えることが出来ました。僕達15人は安田氏のこの問いに答えられたのでしょうか? やはり1年ほど前、劇団山の手事情社が静岡演劇祭に招待され「オイディプ@Tokyo」を上演しました。僕達研修生は役者とは別にレンタカーを借り観劇しに静岡まで行き、そのときに、僕は初めて演劇というものに触れた気がしました。「やばい!」という言葉しか出こなかったのを今でも鮮明に覚えています。
今回、僕達15人は「演劇」というカテゴリーの中でテロを起こそうと必死です。頑張ってます。一生懸命稽古してます。死ぬ気でやってます。でも、実際そんなことはどうでもいいんです。ようは、来てくれたお客さんが面白いと感じてくれれば。少しでも演劇に触れた気がしてくれれば。
さて、決戦まで残り一週間ちょっと。「演劇とは?」少しでも、その答えに近づこうとまだまだフル回転してきます。ちなみに今では、「最高の娯楽」と答えが変わりました。劇場で待ってます!
江原大介
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