06/02/15

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「べたは、いつでも、バレンタインデー」

今回は、日々、眠気と戦う女、武藤が、お伝えします。
男5人、女10人、合計15人。今日は、バレンタインデー。
好きな人に、思いを伝えるそんな日。

実は、極秘に計画されていた『バレンタイン大作戦』を実行しました。
作戦方法は、女性が二人一組になり、男性一人にちょっとしたドッキリをプラスして、チョコを渡すのです。
大きなフルーツ缶詰をプレゼントされた人、まんまとひっかかってしまった人、などなど。
稽古の合間のちょっとしたひとときに、それぞれが楽しんでおりました。

その後、チームごとに、「SS」(ショートストーリーズ)の話し合い。それぞれが意見をぶつけ合います。
思いを伝え合います。何も「SS」だけじゃありません。
「ルパム」「エチュード」などなど、それぞれが、面白いものを作ろうと必死です。

稽古場では、それが毎日、行われています。
公演の日もストレートに面白さをお伝えしたい!
私たちにとって、3月3、4、5日も、ある意味バレンタインデーになるのでは?!
ドッキリさせますよ!

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☆「full full」公演情報、くわしくはこちら
http://www.yamanote-j.org/works/works_fullfull200603.html

06/02/14

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『劇場下見に行って来ました!』

研修生自虐ネタ担当? 藤本です。

今日は、本番の劇場である「シアターバビロンの流れのほとりにて」の下見に行って来ました!
バーカウンターが残っている、雰囲気のある劇場です。

今回は横長に使いまして、演技スペースが広く、客席との距離が近い感じです。こういう横広の形の舞台に立つのは私は初めてなので、新鮮でわくわくします!

ところで、「full full」は、いわゆる構成演劇の部類に入ります。一つの脚本を演じるのではなく、山の手メソッドの「ものまね」「ルパム」「ショートストーリーズ」「エチュード」「四畳半」「漫才」その他諸々のいろんな面白い要素をいいとこどりしてコラージュしていく作品です。

それで、何が言いたいかというと、この手法では「面白いところだけ舞台に乗せる」のです。

逆にいうと、「面白くなければ乗らない」のです。これは、時間とお金を使って観に来てくださるお客様にはかなり良いことだとは思います。

しかし、役者にとっては…キツいです。

つまり私たちは、今、稽古において出番取り合戦をしてるのです。

「面白くなかったらおまえの出番はない」ということですから。

寝不足でもお金がなくてもがんばれます。そんなこと平気です。俳優にとって、舞台にあがれないということ以上に恐いことはありません。

だから、今日も、必死で稽古し、話し合いをし、衣装を作ります。声・体・心・相手役・私自身・仲間・大好きな人達・人間そのものが抱えている大きな何か…。たくさんのことに思いを馳せながら戦っていきます。

その中から私は何かを生み出せる! 私は何かになれる! と信じています。

3月3日・4日・5日、シアター・バビロンの流れのほとりにてでお会いしましょうね!
藤本慎子

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☆「full full」公演情報、くわしくはこちら
http://www.yamanote-j.org/works/works_fullfull200603.html

★ 2006年度研修生募集、くわしくはこちら
http://www.yamanote-j.org/ws/workshop060116.html

06/02/13

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『贅沢な時間』

子供に可愛い服を着せたがる親の気持ちが分かりました。
衣裳をやっていてついつい「亜紀はかわいく〜 晶子は色っぽく〜 武藤は優しい感じで〜 etc」と一人一人にこだわっていたら ‘ハッ!’ ちょっとやりすぎ?!...
今回は私山口笑美と野々下孝で構成に加え、衣裳も美術も選曲もやるからいや〜大変です。
5〜6人でやることを二人でやっていますからね〜。
しかし、やるとなるととことんやらねば気が済まない二人です。ギリギリまでこだわりますよ〜。
演出サイドもかなりアドレナリンが出てきましたよ。
本番まで約二週間強!
出演者もだいぶ顔付きが変わってきましたね。 
これからがふんばりどころです。
追い込まれて追い込んでそんな自分の状態を楽しめ!
演劇でいっぱいの状態ってなかなかないじゃない。なんて贅沢な時間。
闘いを楽しもう。
山口笑美でした。

☆「full full」公演情報、くわしくはこちら
http://www.yamanote-j.org/works/works_fullfull200603.html

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