06/02/07

fullfull

『6(8+α)x+β=full full 』??

お初でございます。
研修生がひとり、櫻井と申します。
今日の稽古中、ふとこんな数式が頭の浮かびました。
私共がふるふるしている時間でございます。

・・・わかりませんよね・・・?

良いのです、こんなややこしい時間と戯れを重ねた果てに出来上がるで あろうものを目にして頂ければ幸いなのでございます。

この『full full』を私はトウフに例えております。
美味しいトウフはふるふるして且つ崩れにくいもの。
そしてトウフとは、古来よりの日本の食材にして、
その用途の広さは計り知れませぬもの。
苦汁の量の一匙で味わいを変えてしまう、トウフは深いものなのです。

ベタ稽古も早、一週間を過ぎました。
私共の『full full』は1月末、苦汁を入れたての豆乳の如
きものでした。
(苦汁とは例えるならば、そう、稽古場に飛び交う.....)
しかし少しずつ確実に、液体から固体へと変態しつつあります。
数名の変態も産生しつつ・・・おっといけない。
そう、着々とトウフのカタチが出来てきているのでございます。

トウフは「豆富」とも書きます。
原料である15粒の豆は、さぞ富める味わいを醸し出すことでございましょう。
来月王子神谷にて、是非とも美味しいトウフをご賞味頂くべく、本日も精進を重ねておりまする。

はっ!
明日はな、なんと・・・大変でございます!!
・・・それでは、失礼をば。

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◆「タイタス・アンドロニカス」NHK芸術劇場に登場!
http://www.yamanote-j.org/nhk/nhk_200602.html

☆「full full」公演情報、くわしくはこちら
http://www.yamanote-j.org/works/works_fullfull200603.html

★ 2006年度研修生募集、くわしくはこちら
http://www.yamanote-j.org/ws/workshop060116.html

06/02/05

fullfull

『腑甲斐なき色気』

最近曜日の感覚がなくなりゴミが出せません。
こんにちは! 研修生の真美と申します。

本日は以前発表したルパム〔劇中に挿入するダンスシーン〕の再発表日。
各チームここ数日午前中から自主稽古に励み、今日はもう朝から気合い十分!
…のはずだったのに、
リポビタンD買って準備万端だったのに、
こんな日に限って寝坊して遅刻。。
己の腑甲斐なさに泣きそうになるのを抑えて稽古場入り。
リポD飲むのも忘れて稽古そして発表。

「狂気」をテーマに創作したダンスはそれぞれ毛色が違って面白いです。
見にいらしてくれた劇団員さんからは、「もっと俳優のいやらしさを」との感想。
そう、いやらしさ!
役者として舞台に立つからには自分を魅力的にみられるよう意識することが大切なのですね。
本番となれば腑甲斐なさに打ちのめされてる場合じゃないわけです。ぬおー。

舞台でも日常でも色気のある人って魅力的だなあと思います。
自分の魅せ方を知っている人。
「full full」の舞台でどれだけ役者の色気を出せるのか自分との闘い…

とりあえず、早く起きてゴミを出します!

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06/02/04

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ふるふる的『カラダ』のすすめ

みなさまこんにちは! 山の手事情社研修生の亜紀と申します。

本日も、べた稽古数日目にして、かなりのふるふるふるふるな
稽古が展開されております。

さてさて、私がいまこここにいる最大の目的は、実は、「カ・ラ・ダ」。
山の手事情社の劇団員さんたちのもつ体の美しさに見惚れて、山の手の門を叩いてから、はや、もう一年たってしまう!
その「からだ」を手に入れるために、ただでさえ体のかたい私は、日々、修行であります。

例えば山の手の稽古の一つである、歩行。
もうねえ、大好きなんですよ。ただ歩いてるんです要は。でもほんとに美しい。
今日も「好き〜!」て思いながら歩いてるんですが、「亜紀ぶれない!」「亜紀かかと着くの早い!」 etc...(泣)
体ができたと思えば、今度は、「もっと内面充実させて!」・・そうなんです。山の手の役者さんの体があんなにも美しいのは、決して体だけじゃなくて、その体の内面が充実しているからなんですね。

そして山の手といえばやはり、四畳半。
もう戦いです。たたたたかい。「四畳半でやる意味を考えて」。はい。考える研修生たち。考える考える考える・・
ある日のだめ出し。「体が感情を邪魔してる。」うわあああっちがう! 感情を、芝居をより生かすための「体」のはずなのに!
ぬあ!!!!! どっちだ、どうだ、、悩悩悩・・・。
私の四畳半をつくるべく、こころと体と向きあう毎日です。

でもこれが、この戦いの毎日が、皆様におみせする「full full」を作るための、あまりにも貴重な、幸せな日々であります。
15人全員が、それぞれの戦いにフルに挑む「full full」を、どうぞお楽しみに!!

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◆「タイタス・アンドロニカス」NHK芸術劇場に登場!
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