今日はバレンタインデーという事もあり、稽古場には様々なチョコレ―ト達が集まっていた。
手作りショコラ、高そうな生チョコ、チョコパイ等男子に配る者、皆に振るまう者それぞれ。稽古場のオアシスお茶場（お茶とか菓子をおいている所）はより一層輝きを増していた。
が、しかし稽古場の空気はそう温度が上がってはいなかった。
いつもなら空いてるスペースで何人かが打ち合わせをしたりして、明るい雰囲気を振りまいているのだが今日はそうも行かない。
19時から、安田さんやスタッフさんの前で行う通し稽古の事を思うと騒ぐ元気にもなれない・・・・いかん、今からのまれていては！
しかし体力的にしんどくなってきたのも本当の所。芝居だけでなく疲労との戦いも無視できない。
うぬぬぬ、じっとしているのはサボっているのではなく体力温存のためイヤ、イメージを膨らませているのだよ。と、自分に言い訳しつつ通しを迎えました。
前回の通しの時よりも内容が固まってきたため、皆もやりたい事が見えてきた様子。その分芝居のアラが目立つ。
キィ〜悔しい〜本当の勝負はこれからだかんね！！

浦浜亜由子

浦さんが香川から帰ってきました。
お帰りなさいッッッ!!
今日からベタ稽古再開ですっ。

とりあえず、今日までの稽古の成果を浦さんがチェック。

あ、浦さん笑ってる。
あ、浦さんツッコんでる。
あ、浦さん悩んでる。
あ、浦さん…

やっぱり反応が気になるじゃないですかっ!!
笑ってもらえるとやっぱりうれしいんですよっ!!
悩んでるトコロをみると、すごいドキドキするんですよっ!!
ときどき牧子さんが浦さんとは全然違うポイントで笑うのもなんだかおもしろいんですって!!

…あれ？なんだかエチューダー観察日記になっている。

浦さんがいない稽古期間中、煮たり焼いたりこねたりのばしたりしました。
夢の中でだって稽古してたんです。
夢の中の稽古は、苦しいだけでなんのヒントにもならないんです。
それでもやっぱり稽古なんです。
稽古相手は早めに捕まえないとほかのシーンの稽古にいっちゃうんです。
みんなで稽古していくうちに、何かを掴んだり見失ったりしたんです。
煮詰まったら「とりあえずやろっか」が合言葉なんです。
ちゃんと時間を決めないと延々稽古しちゃうんです。

…なにが言いたいのかわからなくなってきました。

とにかく、前しか見ずに突っ走ってる、てことが言いたいのですっ!!(そーだったのか)
12人で突っ走りますっ!!
すごいんですよ、12人て。
４人チームが３つできるんですよ。
３人チームだと４つもできちゃうんですよ。
半分に分かれて６人でも、稽古場うまっちゃうんですよ。

…文章が突っ走りすぎてまとまらなくなりました。

…稽古行ってきますっ!!

香川出身ですが、今日浦さんにいただいたお土産、見たことありませんでした…。


氏家綾乃

最近、お風呂から上がって鏡の前で白髪を探し、
見つかるとニヤッと笑って「アタシ、おつかれ！」って呟いている安部みはるです。

話は変わりますが、私は時代劇が大好きです。
時代小説を読んでいていつも思う事があるんです。
お江戸の町にはお堀とか川が多いですよね。
そこには流れがありますよね。
なんで舟は下流から上流に進めるんでしょうかねぇ。

そんなことを考えてたら、『こんな奴ら。』も、
逆流している事に気がついたんであります。

お芝居って台本があってその世界を作っていくのが多いですが、私たちは即興で作ったものを最終的に台本にするんです。

まさに逆流！
まさか、そもそもこれが本当の流れ？

ちなみに現在ちょっとした渦潮が発生していて、
研修生が何人か飲み込まれているのが見てとれます。
でも、日本人て渦潮好きですよね。
わざわざ見に行く人いますし。

せっかくなら、すごい渦潮を作ってお客さんを飲み込みたいものです。

安部みはる