08/05/05
アウトリーチ
このたびの公演、『摂州合邦辻』は、主催が相模原市民文化財団。
公演を行うにあたって、アウトリーチ事業も行っています。
演劇業界では、比較的最近よく聞く言葉。
ただ、公演を行うだけではなく、
より演劇の理解を深めてもらおうという活動。
先日、アウトリーチ事業の一環で、
演劇ワークショップを、相模原市のある中学校で行ってきました。
中学生。年齢でいえば13歳〜15歳。
若い。。。。
そして、無駄に元気だ。
そして、自意識が過剰で敏感だ。
もし、私が若くして子供を生んでいたら、
彼らの年くらいだ。
・・・・・・。
彼らくらいの年齢のとき、
私、何してたかしら?
演劇には、ほとんど縁のない生活だったなあ。
(ちなみに、中学では吹奏楽部。高校のときは軟式テニス部)
もし、私が中学生だったときに、
『摂州合邦辻』のような芝居を見ていたら、
何か私の人生は変わっていたんだろうか。
ううむ。
彼らが、『摂州合邦辻』を見てくれたら、
何を感じるだろうか。
彼らが好きな
テレビ番組や
アイドルや
映画や
本や
音楽 etc・・・
の中に、演劇や山の手事情社が加わってくれたら、
すごくうれしいな。
小笠原くみこ