13/02/21
社会人ワークショップ・第五弾「ダンスなんて簡単だ!」後半コースリポート! 3回目
3回目になり、皆さん発想や身体の動かし方がダイナミックになってきました。
この調子で頭も身体も、もっと自由に動かしたい!
そこで、今回もあらゆる方法を使って《ルパム》を作ります。
今回行なった《ルパム》は、下記の4種類です。
1、ミニマムに動く
2、歩行の速度を変える
3、身体のどこか一部分に意思があるイメージで自由に動く
4、みんなからのアイデアを実際にやってみる
印象的だったのは、参加者の皆さんがどのメニューも躊躇なく取り組んでいたことです。
人の身体は、難しいなと思って萎縮したり、恥ずかしがったりすると緊張してしまい、他の事が見えなくなってしまいます。
もちろん、その身体はそれで面白い場合もあります。
ですが、舞台においては、大抵邪魔なもの。
今回は《ルパム》ということもあって、いつもの身体の動かし方と違うため、ちょっと抵抗があるのでは? と懸念していましたが、その心配は無用だったようです。
特に、3番目に行なった「身体のどこか一部分に意思があるイメージで自由に動く」を作ったときには非常に表情豊かな動きが生まれていました。
また最後に行なったアイデア出しは、かなり自由な意見が出ました。
「尻文字で踊る」「ゴキブリのように地面を這う」等、一見くだらないと思うネタも、いざ動いてみると面白い!
私は普段の稽古で、どうしてもこうしなければと萎縮してしまうことがあります。
また、発想もこんなこと言ったら馬鹿にされるんじゃないか等、どこか臆病になってしまう時があります。
今回皆さんの姿をみて、改めて演劇の面白さを確認出来ました。
次回は最終回です。
最後ですので自分たちで振りを考え構成し、《ルパム》を作ってもらいます。
また、個人の《ルパム》も発表してもらう予定です!
三井穂高