10/12/13

社会人WS

「忙しい社会人のためのワークショップ最終回」

「忙しい社会人のためのワークショップ」、最終回が昨日終了いたしました!

最終回の昨日は、いままで作り上げてきたものから6作品を選び発表会を行いました。
メンバー全員で集中して稽古をした結果、内容の濃いものが出来たと思います。
発表会の後は劇団員、研修生と一緒にささやかな打ち上げも行いました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
今後とも、このような活動を続けて行きたいと思います。
ご興味のある方は、山の手事情社までお問合せください。

参加者からの感想は後ほど上げさせていただきます。

三井穂高

10/12/11

社会人WS

「忙しい社会人のためのワークショップ」第7回

こんばんは三井です。
社会人のためのワークショップ、残すところ2回となりました。
明日はいよいよ発表会です。
今日は朝10時から、明日の段取りの確認をするところから始まりました。

今日の流れ
○出はけや小道具等の段取り確認
○ストーリーを作り変えるチームの打合せ
○各チーム立ち稽古
○通し稽古

お昼休憩もそこそこに、稽古をする参加者達。
一つの部屋に4チームも集まり、演技エリアが重なっていることにも気が付きません。
明日本番という緊張感がそうさせるのでしょう、
ワークショップ講師の意見もスポンジのごとく吸収していきます。段取りを変更してもあっという間に修正してしまいました。

立ち稽古をしていくと、気になるところは山ほどありますがとにかく時間がありません。
「その物語の登場人物としてその場に存在できているか」
「物語が展開していくきっかけをきちんとつかむことができるか」
という二点に集中して作っていきました。
参加者一人一人がその感覚をつかめていれば、明日のショートストーリーズは面白いものが見せられるはずです。

明日が楽しみです。

10/12/07

社会人WS

「忙しい社会人のためのワークショップ」第6回

こんにちは三井です。
10月から隔週で行ってきた社会人ワークショップも、第6回を迎えました。
今回は、最終日に行う発表会にむけてひたすら稽古する日となりました。

一日の流れはこんな感じです。
○二人組みで行うストレッチ
○6チームに別れ、チームごとに内容について打ち合わせ
○立ち稽古
○チームごとに発表

今まで作ってきたショートストーリーズで面白かったものや内容を深めて面白くなりそうな作品を6つ挙げ、チームを組み掘り下げていきます。
チームの中には、オリジナルメンバーもいれば新しく加わる人もいて、内容を確認するだけでもかなりの時間がかかりました。

細かい部分まで打ち合わせして、立ち稽古をする参加者達。
台詞や動きの一つ一つが効果的に使われているどうか検証します。
ショートストーリーズの場合、リアルな感情や動きが求められるため、少しでも辻褄が合わないと成立しません。そして役者が実際にドキドキしていないと面白くない。
「怒っている」風や「泣いている」風な演技は邪魔なだけです。
大事なのは、その場でどれだけその役として生きられるか、です。何故かうまくいかない場合、以外と「演技とはこういうもの」と決めつけてしまっている場合が多いのです。

何度か繰り返し稽古をするうち、誰がどこで何をするべきなのか、掴みかけているチームがありました。そうなると相手が多少演技を変えてきても敏感に反応できます。新しい展開が生まれたりして、物語がどんどん複雑になっていきます。こういう瞬間は見ていても興奮します。

残りあと2回です。
少しでも「演じる」ことの旨味と奥深さを体感してもらいたいと思っています。